どんな人に電動キックボードは向いてる?

特定小型原付、どんな人に電動キックボードは向いてる?

2023年7月1日の道路交通法改正後は、「特定小型原動機付自転車」区分なら、16歳以上で運転免許なしで電動キックボードに乗ることができます。
ヘルメット着用は、努力義務となっていますので、できるだけ安全のために着用することをおすすめしますが、いわゆるノーヘルでも警察に捕まることはなくなりました。
※当サイトでは、ヘルメット着用を推奨しています。

購入しようかどうか迷っている?というあなた。
どんな利用シーンで、どんなライフスタイルの方が、「特定小型原動機付自転車」区分の電動キックボードが適しているか。シーン別の注意点などをまとめてみましたので、いくつか当てはまる方は購入を考えてみてもいいんではないでしょうか。
どんな人に電動キックボードは向いてる?

 

自転車代わり

現在の自転車利用シーンによりそうですが、一番多く考えられるのは、このパターンでしょうか。

どんな人に電動キックボードは向いてる?自転車の代わり

直接会社や学校まで通っている場合

通勤で会社まで、通学で学校まで。それぞれ往復で使っている場合には、道路事情にもよりますが電動キックボードへの乗り換えありです。
何らかのカバン(リュックサックやボディバッグ)を体に密着させている場合は、コンビニやスーパーで買い物することも可能でしょう。
注意点は、基本的に電動キックボードにはカゴが無いことです。
カバンに入らない大きさのものを購入して帰ってくる場合などは、自転車のほうが良いかも。
それと、雨ですね。車種の防水機能レベルにもよりますが、電動ですので、多少の雨は大丈夫でしょうが、かなりの雨には弱いと思っておいたほうが良さそうです。
それと、自転車も禁止されていますが、傘をさすこともできませんので、雨降りは自転車の方が適してします。

 

あとは、設置場所ですね。
自転車で通っているときには、会社や学校の駐輪場などに止めていることになっていると思いますが、車体のサイズ的には電動キックボードのほうが小さいはずですからスペース的には問題ないと思います。あとは防犯として、盗まれないような工夫が必要です。

自転車で駅まで通っている場合

設置場所に気をつけないといけません。
借りている自転車置き場にて、電動キックボードの電力定格出力が、
・0.6kW(600W)以下なら駐輪場。(特定小型原動機付自転車は600W以下)
・0.6kW(600W)超だと、駐車場が必要です。
0.6kW(600W)以下なら駐輪場。とはいえ、原動機付自転車(原チャリ)をおいているところに駐車することになると思いますので、スペースの確保が必要になる場合がありますので、新たに契約する必要があるかもしれません。

 

自転車置き場を利用していなくて、どこかに自転車を止めていた方は、おけるスペースがあるのかどうか。
そして、盗難に合わないような工夫が必要になります。
それと駐車違反。という可能性もありますので、「駐車が禁止されている場所ではないこと」の確認をしましょう。

 

電動キックボードは、それなりに重さもありますが、折りたためて持ち運ぶことも可能です。
混雑していない時間帯なら、電車やバスに折りたたんで持ち込む。というのもありですね。

どんな人に電動キックボードは向いてる?自転車の代わり

自転車でショッピングや買い物などの場合

荷物をどう持って帰るのか。カゴの問題さえクリアすれば、電動キックボードはありです。
コンビニにお菓子・飲み物、本を買う程度とか、近くのスーパーでちょっとしたものを買う程度であれば、できればリュックサックなどあれば持って帰れます。
電動キックボードの足元にスーパーの袋やエコバックを置く。
また、ハンドルのところに袋を引っ掛けて帰ってくる。というのは危険ですから、絶対にしないようにしてください。

レジャー / サイクリング

足で漕ぐ爽快感とは違いますが風を感じる。という点では電動キックボードも良さそうです。
公道はもちろんですが、自然の中も気持ち良さそうです。
ただし、走行しては行けない場所には気をつけましょう。

以上自転車の代わりとして使うシーン別に注意点などを書きました。

 

 

防犯セキュリティにも注意が必要です。

 

歩く代わり

自転車についで、この歩く代わりが考えられるかと。
もちろん健康のために歩く。という場合の代用にはなりません。。。

車や、バイクで行くほどの距離ではない場合や出せない場合。
今までだと自転車が第一候補で、それ以外は歩くといったところは代用できそうです。
歩く距離にもよりますが、到着地点に止めるところがあるなら、電動キックボードでの代用は可能ですね。
時間が大幅に短縮されます。さらに疲れませんし、汗をかきません。夏場などは電動キックボードのほうが断然有利です!
冬場は寒い。と思われるかもしれませんが、時間をかけて歩くよりも一気に目的地まで行ったほうが寒さにさらされる時間が短くなります。

 

車の代わり

これは、少し難しいかもしれませんが、
電車などの交通の便が悪くて、しかたなく車で行く。というような所や、通勤で使っていてそれほど距離がない。という程度であれば電動キックボードでの代用が可能だと思います。

もちろん、長距離、買い物、複数人乗車など、電動キックボードでは難しいです。

どんな人に電動キックボードは向いてる?車の代わり

 

バイクの代わり

利用方法にもよりますが、電動キックボードへの変更は大いにありです。
バイクのほうが良い部分は、長距離を走行する場合、ツーリング、急いでいる場合など。
座ることのできる電動キックボードもありますが、バイクのほうが安定感があります。
また、バッテリー容量も大きくて、バッテリー切れの心配も少ないですし、速度も早いため目的地へ早く到着します。
荷物もバイク車種によりますが、積み込めることも出来ます。

ただ、自転車の変わり程度でバイクを使っていた場合は、
自転車で行ける距離や時間であれば、電動キックボードのほうが断然有利です。

 

公共交通機関乗り物の変わり

電車の代わり

これは、あきらかに電車に分がありそうですね。
まぁ、距離感の短い、1駅適度なら気軽な電動キックボードの方がありかもしれませんし、満員電車から開放される。というのもものすごい動機にはなります。
もちろん数駅程度の目的駅からさらに目的地まで少し距離がある場合は、電動キックボードの方が楽そうです。

どんな人に電動キックボードは向いてる?電車の代わり

バスの代わり

タクシー同様、どれぐらいの距離まで移動するかによりますし、速度もバスのほうが有利ですね。
ただ、数停留所程度なら、電動キックボードのほうが早いかもしれません。
電動キックボードなら、渋滞には巻き込まれませんし、満員バスに乗車することも避けれますので、通勤通学でバス利用。という場合には代替えできるかもしれません。

タクシーの代わり

かなりの距離を走る場合、急いでいる場合以外は、電動キックボードでの移動もありだと思います。
もちろん、天候、重たい荷物などは対応できないこともありますが、タクシーを探してワンメーター以上の数kmであれば、電動キックボードの出番!
レンタルやシェアリングサービスが近くにあれば、もっと便利に利用できそうです。
最寄り駅についてから、レンタルして近くのポートに返却で目的地まで。なんてことも。

どんな人に電動キックボードは向いてる?タクシーの代わり

 

その他の利用シーン

折りたたんで持ち運びができる。という点は非常に電動キックボードの利用範囲を広げてくれます。

観光

観光地まで車や電車で電動キックボードを持って行って、そこからバスやタクシーで移動する。というのではなく電動キックボードで移動する。というのは非常に使い勝手が良さそうです。
観光名所巡りは、歩けるけど少し距離があり、タクシーを乗るほどでもない。(費用もかかる)、バスなどの公共乗り物も時間に左右される。そういったところが点々とあることが多いですから、そういうときには、非常に電動キックボードの良さが光ります。
現地で電動キックボードをレンタルできる観光地もあります
但し、一部はヘルメット着用が必要になっています。

どんな人に電動キックボードは向いてる?観光地めぐり

レジャー

山、森、草原などのキャンプアウトドアや、川、海、湖などの水辺でのレジャーなど、
車や電車で電動キックボードを持っていき、自然溢れたところでのちょっとした移動には電動キックボードは最適です。
きちんと走行できる場所かどうかの確認は必要ですが、そういったところは交通の便が良くないですから、ちょっとした買い出しや、自然を見ながら、風を感じながらの走行も楽しいものです。
走行できる場所でも、舗装の状態が良くないことも多く、道路の裂け目や穴、段差が大きかったりします。
また、砂道も気づかないところでデコボコしています。
道路環境には注意して走行してください

まとめ

きれいな舗装かどうかなど道路状況、信号や渋滞などの交通状況でかなり変わってくると思います。
乗る電動キックボードの最高速にもよりますが、2023年7月1日の道路交通法改正後の「特定小型原動機付自転車」区分なら20km/hが最高速になりますので、
ちょっと幅広いですが平均は12km/h~17km/h程度でしょうか。
電動アシスト自転車の平均速度は12km/h~15km/hのようですから、少し早い程度の感じ。
3~5km/hなら電動キックボードが有利!。
日常的に通いで使うなら10km程度まではありですかね。
座ることのできる電動キックボードもありますが、立ったままを考慮して連続何分乗れるかで、走行距離が出せそうです。
日常的に使う予定であれば、一度目的地までの計算をしてみても良いかもしれませんね。

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